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日々の出来事をつらつらと・・・。犬と猫が邪魔をします。。。
by marjoram_house

我が子が虐めにあった時の対処方法(私流)

学校が2学期に入ると、虐めの相談が増えてくる。
2学期は何かと行事が多く、そうしたストレスのせいだったり、女の子などは
友人関係が決まってきて、グループに入れなかったり馴染めなかったりと、
悩みが出てくる頃なんだと思う。

『虐め』と一言でいっても千差万別で、一括りにして考えることはできない。
性差によっても、年齢差によっても違うし、その子の性格によっても思わぬ展開を
見せられる事だってある。
私は虐めにあってる子どもの親からの相談を受ける者で、肝心の子どもの様子は親の
言葉を信じて想像するしかないし、本当の状況(子どもがどんな虐めを誰から受けていて
その子がどう感じているのか)は、多分その親にもわからないと思うのだ。
でも、幾つか私が今まで受けた相談の内容から、一つだけ共通点があるように思う。
それは親と子の間に言葉によるコミュニケーションが不足しているということだ。
それは親子の信頼関係が出来ていないとか、まして愛情不足だとかいう事ではない。
信頼関係も子どもに対する愛情も、母親の声から充分伝わってくる。
だからこそ子どもを苦しめている虐めを必死で解決しようと、また苛める相手から守ろうと
しているのだ。

よく「子どもの喧嘩に親が出るな」と言われる。
何かあるとすぐに学校に直訴に出向く親もいて、でしゃばりな親として嫌われることもある。
でも、それが必ずしも拙いやり方だとは思わない。
どんな手段で解決に当たるかは、この際問題ではないように感じている。
要は親子で話し合い、親子で決めたかどうかなのだ。
子どもが相手の親に注意して欲しいと望むなら、そうしてやれば良いし、
学校に何か対処をして欲しいと子どもが望めば、学校へ出向き担任なり校長なりに直訴すればいいのだ。
その結果、まだ虐めが収まらないのであれば、また他の方法を考えればいい。
解決方法なんていくらでもあるのだから、小手先のテクニックに拘らず、
一番大切な我が子の意思を尊重し、
当面は辛い虐めに耐えうる精神力を与えてあげること。
この強い精神力は「自分は守られている」「自分のことを理解してくれる人がいる」という確信から生まれる。
まずはこの強い精神力を手に入れなければ、耐える事も乗り越えることも出来ないのだ。

それには親子のコミュニケーションが必要不可欠だと思う。
虐めを受けている子どもは、その事実を親に話そうとはしない。
それだけ屈辱的なことだし、虐めを受けるのは自分が悪いからだと思い込んでしまっている場合もあるからだ。
最近ちょっと子どもの様子が変だなと思ったら、その気持ちを率直に「最近どうしたの?お母さん心配なんだけど」と言葉に出して伝えることだ。
肝心なところは、心配していることを子どもに伝えて、味方がいるということを解らせること。
思っているだけでは何も伝わらない。
そして虐めの事実がはっきりしたら、傷ついた子どもの気持ちを労りながら、どうしたら良いのかを親子で考えていく。
担任の先生に学校での様子を聞くのもいいと思う。
でもこの時、あまり学校に期待しないこと。
子どもの家での様子や虐めの事実を伝え、学校側に把握しておいて貰うだけでもいいと思う。

学校以外のサークル活動などに参加するのもいいと思う。
そこで新しい友達が出来れば、自信にも繋がるし、心が休まる場にもなってくれるはずだ。
同じクラスの子に虐められているのなら、席替えやクラス替えをしてもらい、いじめっ子との接点を少なくするのも良い方法だし、転校も子どもが望めば有効だと思う。
何度も言うが、肝心なのは言葉による親子のコミュニケーションが大切だということ。
子どもの気持ちを考える時、「多分」とか「~だと思う」というような言葉が付くという事は、親の価値観や判断が潜んでいて、無意識のうちにそれを押しつけている場合もある。
親子の情報交換や意思の疎通が上手くいっていれば、どんな方法をとったにしても親が勝手にしてしまったことではなく、子ども自身が望んでしたことになり、虐めを阻止できた時は子ども自身の力で乗り越えたことになる。
そうした経験が、子どもの今後の人生において、確かな自信に繋がると思う。

*****************

勝手に偉そうな事をつらつらと書いてみたけど、子どもの虐めに対処する方法として
私の考えをまとめてみました。(とても全ては書き切れないけど^^;)
虐めについての色々な本が出版されているし、それぞれの考え方もあるはずで
何が正しくて、何が間違ってるとか言うつもりはないし、もちろん私の考えが正しいと言うつもりはありません。
ただ日頃のカウンセリングでは、私の個人的な意見や感想は言えないので、
私のブログでなら、明かしてもいいかなぁ~と思い、書いてみました。
by marjoram_house | 2004-10-22 00:17 | 仕事
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