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by marjoram_house

絵本の時間が復活しました。

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長男を妊娠した時に、まず最初に買ったのが絵本だった。
特に絵本が好きだった訳でもなく、私自身が子どもの頃、母に読んでもらっていた訳でもない。
普通は妊娠や出産に関する本や育児書だったりするんだろうけど、産婦人科の医師に「おめでとうございます。妊娠してますよ」と告げられても、「はぁ~」と返答するのがやっとで実感も湧いてこなかったし、嬉しいというよりも、それまで子どもとは縁のない生活をしていて、小さな赤ちゃんや子どもとどう接していいのか解らず、とりあえず仲良しになる方法を模索した結果、絵本にたどり着いたんじゃないかな?!

以来、次男が小学校に入学しても暫くは、絵本の読み聞かせは続いた。
長男が幼稚園に入園してからは、ボランティアで幼稚園や小学校へ出向いて絵本の読み聞かせをしたけど、私はやっぱり我が子に絵本を読んでやってる時間が好きだ。
そして私自身、絵本を読むのが好きで、どんな小説よりも絵本に勝るものはないと思っているほど。
比べる対象にはならないのかもしれないけど、少ない言葉(字のない絵本もある)と卓越した絵で、老若男女も金持ちも貧乏人も、それぞれの解釈で感動させてくれるはずだ。

去年あたりから子どもたちが「読んで」と絵本を持ってこなくなったことで、夜寝る前の絵本の時間がなくなっていた。
ところが最近また復活した。
今日読んだのが『ぐりとぐら』
2階の子どもたちの寝室で、子どもたちはそれぞれ一冊ずつ絵本を選んで、2段ベッドの布団の中でスタンバイ。
私は横の椅子に座り「ぼくらの なまえは ぐりとぐら」と読み始める。
小学5年生になる長男も、この幼児絵本の絵を目で追い、じっと聞いている。
絵本で一番大切なのは、ストーリーの展開だったり内容だったりではない。
もちろん大切な要素ではあるけど、最も大切なのは読み終わった後の“余韻”。
楽しい余韻、嬉しい余韻、ほっとする余韻、安心の余韻、誇らしい余韻・・・・・
この余韻を子どもたちは心の栄養にして育っていくのだと思う。

この『ぐりとぐら』は読むたびに名作だと実感する。
今夜も子どもたちは、ぐりとぐらと一緒にカステラを作り、動物たちと分け合って食べ、なんとも幸せな気分で眠りに付いたはずだ。
『ぐりとぐら』は今まで一度も裏切ることなく、この幸せな気分を味あわせてくれた。
何度読んでも、繰り返し繰り返し与えてくれる。
そういう意味で、やはり名作だと思うのだ。
by marjoram_house | 2004-05-09 01:02 | 絵本
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