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日々の出来事をつらつらと・・・。犬と猫が邪魔をします。。。
by marjoram_house

実感する為の行為

<お葬式>カメラ付き携帯で最期の顔パチリ 困惑派・理解派
お葬式の際、亡くなった人の顔をカメラ付き携帯電話などで撮影する人が増えている。葬儀関係者には「人の死を悼む気持ちが荒廃している」と感じる人がいる一方で、「時代とともに葬儀も変わる」と受け入れる人もいる。あなたは、最期の顔を撮影されたいですか?(by エキサイトニュース)

私は結婚してから身内の葬儀を3回経験していますが、携帯で写真を撮っている人を見たことはありません。火葬場で最後のお別れに棺の中に花を手向ける際も、顔をマジマジと見る人は少ないように思えます。
家族の私でさえ、病に倒れてやつれきった父の姿を目に焼き付けるのは苦痛で、病院にお見舞いに行った時でも凝視することは出来ませんでした。
今でも父を思い出す時は、元気だった頃の父の姿がほとんどで(たまに病魔に侵された当時の父を思い出すこともありますが)、これからも私の思い出の中では父の姿は変わることはないと思います。それは父の死を私が受け入れられたことで、父の死後私が思い出す父の表情も穏やかになり、私自身も平穏に父を思い出せるのです。
そういう意味では、故人の死をリアリティーを追求しなければ実感できないとするならば、残された者の為には、携帯電話で死後の姿を残す(遺体を写真に撮る)ことも必要なことなのかも知れません。
それはイラク戦争などで、町が戦火に焼かれる場面をテレビで流すのと同じ感覚で。
それが良いとか悪いとかそういう問題ではなく、受け取る側の感覚に委ねるしかないように思えます。
でも、私は絶対に死後の姿を映像で残すことは拒否しますけどね(笑)
実感する為の行為_a0015815_16385114.jpg

by marjoram_house | 2006-02-17 16:39 | ニュース
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